熱のコントロール
みなさんこんにちは。
DEARU代表の優喜老師(古川喜章)です。
本日から
でお伝えした技法についてお伝えしていきます。
技法の最初のテーマは熱のコントロールです。
熱のコントロールが上手くなると、
・グリンとしたリッジのあるパーマをかけられるようになる
・Hotパーマ後にぱさつかず柔らかく弾力のあるカールを作れるようになる
・お客様が自分でスタイリングしやすくなる
ぜひ最後までお楽しみください。
では早速参りましょう。
パーマと熱の関係
パーマ時熱を加えた際の反応
(その他条件にもよる)
・薬剤の反応速度が変わる
・膨潤しやすくなる
・GMTの反応が変わる
・ランチオニンができる
・応力緩和が起きやすくなる
マイナス面
・熱変性、熱凝集のリスク
・パサつき、乾燥のリスク
・過還元、過膨潤のリスク
coldパーマ、Hotパーマ、Airwave、縮毛矯正などパーマと熱は切っても切れない関係のため、
どれだけ上手にコントロールするかが鍵となってきます。
その中でも高温を一定時間あて続けるHotパーマは、
グリンとリッジの効いたパーマをかけられる反面、
取り返しのつかないダメージを髪に与えてしまう可能性もあるため特に注意が必要です。
Hotパーマと熱の関係に関してはこちらもみてみてください。
Hotパーマ時における具体的な熱のコントロール方法
DEARU式Hotパーマ
しっかりとしたリッジのあるカールを作りつつ、
熱凝集と過還元によるダメージを極力抑えるために熱をコントロールしていきます。
ポイント
①ランチオニンをコントロールすることでリッジと弾力のバランスを保つ
②完全乾燥をさせつつも熱凝集による乾燥パサつきを抑える
③応力緩和をうまく利用することでダメージを抑えwave効率を上げる
これらを踏まえた上で以下の手順で進めていきます。
ロッドオン後
50°~60° 10分(応力緩和)→70° 7分→90°7分
90°で加温後完全に乾いていない場合は100°で乾くまで加温します。
最終の設定温度は100°を超えないことがおすすめですが、
平巻きで4回転や5回転など
髪が乾きにくい時などは70度° 5分→
90° 5分→110° 5分と上げていきます。
ぜひやってみてください。
基本的に誰でも見ることができるブログでは、伝えられることにどうしても制限が出てきてしまうことも事実です。
もっと深くもっと大胆に伝えられることもたくさんあるのですが(笑)
より詳しく深く知りたい人や、
裏技的なことを知りたい人は臨店教育2回目をうまく利用してくださいね。
クローズな場所でお伝えしていきます。
本日は以上です。
【DEARUの薬剤をもっと知りたい】
DEARU式のパーマ方法でダメージを抑え、柔らかくしっかりとしたリッジがあるパーマをかけられるようになりたい。
BLOGに書いてある内容をもっと深く知りたい。
自分で完璧にできるようになりたい。
DEARUのパーマ剤を使ってみたい。
そんな方はまずこのページを見てみてください。
https://www.dearu.com.tw/brand
なぜ我々DEARUは商品だけを販売することをしないのか?
その理由とそこに込められた想いの部分も感じてもらえてら嬉しいです。
最新の情報はIGからも発信しています。
ID: yoshimaaax
パーマのことで悩みを持つ他の美容師さんへのシェアもして頂けたら幸いです。
今日も頑張ったねっ
あなたの優しさが誰かの笑顔に繋がっているよ
あなたの笑顔と、あなたの先にいるお客様の笑顔と繋がれることが我々の誇りです
ではまた