目に見えない毛髪内部のダメージ度合いを触って予測する方法

 

美容師さんの手の感覚は本当に素晴らしい

美容師は誰もが皆、神の手を持っている




 

みなさんこんにちは。

DEARU代表の優喜老師(古川喜章)です。



 

前回に引き続き:『知る』から『できる』へ!髪質判断の精度を上げる具体的な方法 

 

 

乾いている状態と濡れている状態で触ることでダメージ度合いを予測する具体的な方法をお伝えしていきます。





 

冒頭でお伝えした通り、我々美容師の手は非常に繊細な感覚を持っており、

知識と感覚が融合することで実はかなり精度の高い予測が可能となってきます。





 

では、早速参りましょう。




 

弾力の確認方法

 

毛髪は傷んでくると水を含みやすくなるため、
痛めば痛むほど柔らかくなり弾力も無くなっていきます。

 

写真のように濡れている状態から毛束を押し戻るときの強さが強ければ弾力があり、
弱ければ弾力がないことがわかります。

 

 

数本の毛髪を束ね、根本、中間、毛先部分と確認していきます。





 

滑らかさの確認方法

 

滑らかさに関しては根本から毛先まで指を滑らせていくと、
ダメージの度合いによって違いを感じられると思います。

 

特に毛先の3センチ前後は明らかに手触りが変わる場合が多く、

枝毛になっていたり、見た目にも明らかに毛質が変わっていることも多いです。



 

枝毛になっている場合はそこからさらに痛みやすくなるため

この部分は先にカットしておくことをお勧めします。




 

伸長度の確認方法

 

最後は、写真のように髪を1本引っ張ってみてどのくらい伸びるかを確認していきます。

1センチほど伸ばしてみてゴムのように戻ればダメージ度合いは低いですが、
同じ力で引っ張ってみて2センチも3センチも伸びるようであればダメージ度合いが高いと言えます。

 

この時に稀に引っ張ったときに硬くて伸びづらかったり、毛髪が断裂する場合があります。

 

この場合は熱変性や熱凝集をしている可能性があります。




 

よく美容室業界ではたんぱく質の熱変性のことをお肉で例えられますよね?

生のお肉が焼けたら変性を起こしてもう生の状態には戻せない。

 

では毛髪において変性とはなんでしょう?

どう見極めればいいのでしょう?

変性している髪に対して昔はよく
「より強い高温でかけましょう」

と言われていましたが、
今はどう対応したらいいのでしょう?



 

ダメージの判断方法とは少し話がそれますが、

「熱と髪の関係」について次回深掘りしていきますね。




 

お楽しみに!

 

 


 

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今日も頑張ったねっ

あなたの優しさが誰かの笑顔に繋がっているよ

あなたの笑顔と、あなたの先にいるお客様の笑顔と繋がれることが我々の誇りです

 

ではまた明日

 

 

 

 

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