応力緩和

 

みなさんこんにちは。

DEARU代表の優喜老師(古川喜章)です。



 

本日のテーマは応力緩和です。

 

パーマ時は応力緩和のメリットがものすごく多いため、

マスターするとパーマの技術レベルが確実にあがります。



 

では早速まいりましょう。





 

応力緩和とは

 

応力=ストレス=歪む

緩和=リラクゼーション=馴染む

 

毛髪をまっすぐの安定している状態からロッドに巻きつけると
上部が引っ張られて伸びる方向に力がかかり、
下部は逆に押し込まれるような力がかかります。



 

この状態は応力がかかった状態になっているのですが、

時間の経過とともにその状態に馴染んでくる、
つまり応力が緩和してきます。

 


 

これが応力緩和です。



 

応力緩和のメリット

 

パーマ時に応力緩和をうまく活用することで歪みが少ないパーマが可能となります。


 

つまり、

 

歪みが少ない

=パーマのかかりムラが少なくなることで均一にパーマがかかりやすくなる

=手触りが良くなる

ダメージが少なくなるとも言えます。



 

また、

歪みが少なくキレイに配列された状態で酸化できるため

一つ一つのカールがキレイになり、パーマの持続性が良くなる事も期待できます。




 

 

具体な方法

 

応力緩和に必要なのは主に3つです。

・水分

・温度

・時間

 

 

Hotパーマで例えるなら、

中間水洗後、ロッドを巻き、コードを繋ぐところまでは一般的な工程と同じです。

 

この時点で毛髪が乾き始めていたらスプレイヤーで水分を足します。

(コードの接続部分に水がかからないように注意してください)



 

毛髪が乾かないようにラップをし、

過還元のリスクを避けるために

 

ダメージレベルが1〜3の場合は55°〜60°

ダメージレベルが4〜5の場合は45°〜50°

 

を目安に10分加温します。

その後乾燥の工程に入ります。


 

以上が工程となります。




 

 

まとめ

 

応力緩和を意識することで

  •  ダメージの軽減

  •  均一性の高いパーマ施術が可能となる

  •  持続性が良くなる

  •  wave効率が上がる





 

パーマ後の濡れている時はカールが出にくいHot系パーマも、

応力緩和の工程を入れることにより、

濡れている時からカールを感じられると思います。

 

 

ぜひ試してみてください。

 

 

 

 

 


 

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今日も頑張ったねっ

あなたの優しさが誰かの笑顔に繋がっているよ

あなたの笑顔と、あなたの先にいるお客様の笑顔と繋がれることが我々の誇りです

 

ではまた

 

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