失敗を宝に変える!挑戦から得た解決の鍵 Case2
みなさんこんにちは
DEARU代表の優喜老師(古川喜章)です。
今日の投稿はDEARUの薬剤を使っている美容師さん向けの専門記事となります。
我々が提供している臨店教育の2回目のサービスでは、理論を学び、自ら体験し、
現場で実践をしたからこそ起きる新たな質問や
うまくいかなかった際即座に原因を分析し、解決し、
現場力を高めていく目的で行っております。
他のケーススタディはこちらから
『うまくいかなかった体験談』の共有ですが、
この経験こそが財産となり、他の美容師さんにも役に立つ点も多いと思いますので、
『自分だったらこうする』という目線でこの先の内容を見てくださいね。
今回は高雄の美容師さんからです。
状況を説明すると、
髪質:
太くて硬い。ブリーチをしている
薬剤履歴:
①ブリーチを1回のみ
希望:
Hot系パーマ
髪質判断:
ダメージレベル3.5と判断
使用薬剤:
L+C 1:2
行程:
放置時間25分
中間水洗後系統2番を塗布し水洗
70°20分放置後100度で15分
H2O2 8分
結果:
うまく巻けていない
乾燥
髪質がパサついている
という状況でした。
実際に髪を触っているわけではないのであくまで予測ですが、私だったらこうします。
まず髪質判断ですが、
私も3.5と判断すると思います。
ブリーチを全体にしてはいるものの均等にダメージしていると考えられます。
使用薬剤については 同じようにL+C 1:2か
もしくは弾力がしっかり残っているようであればL+C 1:1を使う場合もあります。
ここまでは私も同じです。
違うのはここからです
行程は
放置時間は30分放置します。
設定温度は
60°で10分(応力緩和+LAN)をした後に
90°で15分放置。
乾いてなければ100°でさらに5分放置します。
(完全に乾くまで。乾いたらすぐに加温を止める)
(もし傷んでもいいからグリングリンにしたい場合は90°ではなく110°で15分という選択肢もあります)
二剤はH2O2を8分は妥当だと思います。
みなさんはいかがでしたでしょうか?
本日の総論、まとめです。
1、薬剤強度はOK、だけど還元時間が少し短いため還元不足の可能性がある
2、70°20分放置後100度で15分の温度設定により、高温による乾き過ぎが原因で髪がパサついたと推察
3、HOT permは完全に乾かすこととLANをうまく作ることででコテで巻いたような形状記憶されたリッジが出るようになります。
4、HOT permとストレートパーマの中間水洗後は必ず系統2をつける(パサツキを防ぐ。柔らかくなる、水分保持率が上がる) |
あなたの今回の経験が、次回のお客様の笑顔と他の美容師さんの悩みを解決することにもつながります。
勇気を持って相談してくださりありがとうございます。
うまくいったらぜひまた教えてくださいね。
うまくいかなくてもまた一緒に解決していきましょう。
このブログを見ている美容師さんもうまくいかないことがあれば気軽に質問してくださいね。
詳細の状況がわからないと正確な答えを回答できないため、
相談するときは臨店教育の2回目をご利用ください。
臨店教育2回目の詳細は概要欄にリンクを貼っておきます。
ではまた次回のブログでお会いしましょう
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今日も頑張ったねっ
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ではまた